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2019-01-22

-26℃のニワトリたち

冬も本番!みなさまいかがおすごしでしょうか。
今年の士別はちょっと暖かいです。-20℃台にさがったのは数えるほど。いつもにくらべて雪も少ないし、例年に比べるとずいぶん楽に仕事させてもらっています。
写真は-26℃に下がった先週の朝のニワトリたち。外気は-26℃でも鶏舎の気温はニワトリたちの熱気で-15℃くらいです。業務用冷凍庫か家庭用冷凍庫かのちがい?
間違いなく日本一寒い養鶏場だと思います。全然嬉しくないけど・・。

ご飯を食べた後ということもあり気温の低い時間帯は、羽根に首をうずめてじっとしています。日中はプラスになるのでのびのび動いていますが、寒いと動きたくなくなるのはヒトもトリも一緒。


こんな日はマメにたまごを集めないと、天然の冷凍卵をお届けする事になってしまいます。

たまごが汚れないように、産んだたまごが自動で外に転がるようになっているスチール製の産卵箱(下)で産んでほしいのですが、ニワトリたちは木の箱でぎゅうぎゅうになって産卵したがります(上の写真です)。さむいもんね。しょうがない!

こんな寒いところで飼っているので、一番気を付けるのはえさです。寒すぎると食欲も落ちるので、食べやすいように砕いたり、大豆をふやしたり工夫しています。極寒の士別の冬でも頑張って生きるニワトリたちのたまご。おいしく食べていただけたら幸いです。

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