気が付けばあっという間に3月。
たくさん積もった雪もここ最近でみるみるとけてきています。
多く見えるけど、これでもとけてるんです^^;。今年は年明けからいろんなことがありました。
年末の水道に続き、パソコンと車がこわれ、ネコが一匹他界し(涙)、しかもたまごは過去一番の少なさ。。
いつにもまして寒さを感じる冬でした。
(旅立つ1週間前のトラちゃん・左 ずっと体調を悪くしていたのですが、この日はふと起きてきて、ぶっちゃん・右 と外を眺めていました)
最低気温-20度前後が続く厳冬期ということもあり、たまごは一日100個以上の減産。士別での配達も10個入りを8個入りでお願いして調整したり、餌は一日2回給仕を3回にしてみたりと試行錯誤していました。
そのかいあって?たまごを産まなくてもご飯はたくさん食べるニワトリたち。
この状態はいったいいつまで続くのか…とそわそわしていましたが、3月になり日が伸びるにつれて産卵はみるみる増えてきました。
春はくるんだなあと実感するこのごろです。
そんなこんなの冬明け。おかげさまで家族3人はみんな元気にしています。
写真は朝、通学のバスを待っているところ。
小学校までは家から10キロの道のりですが、家の前からバスに乗れるのでありがたいです^^。
根雪が遅いなあとのんびりしていたところから一変、吹雪の週末でした。
早速トラクターで鶏舎周りの除雪です。
ところが鶏舎の入口で不審な水たまり。なんと水道が水漏れしていました。
冬場は日中でも水が凍るので、蛇口を外して水抜き栓で水を出し止めしているのですが、どうも水抜きがうまくいかなかったようです。
幸い?管が割れているのではなく、水抜き栓の不具合で地下で水が漏れて地表に上がっている様子。
水抜き栓を使わなければ水は漏れないので、水道管自体を保温してなんとか冬をしのぐことになりました。修理するには70㎝掘らないといけないため、本格的な修理は春以降。これから厳冬期には-20℃以下になる屋外で、水道を水抜きをせずに管理しないといけません。とりあえずは古毛布と凍結防止線で応急処置をしました。
しかし事態はこれだけでは終わらず‥
この日の夕方にはなんと、農場全体の水がほとんどでなくなってしまいました。
数日前から水に空気がかむようになっていて、なんだかおかしいなあと思っていたところです。
もしかして井戸が枯れかけているのでは!?ということで大騒ぎ。
ひとまずポンプを点検すると砂取りに小さな砂利が詰まっていることが判明しました。
水抜き栓に悪さをしたのも砂利か(*_*;)--。
(↓この下にポンプが埋まっています。)日暮れで吹雪の中、業者さんに来てもらうわけにはいかず、、電話で教えてもらいながら、試行錯誤で砂取りの掃除をしたり部品を取り替えたりして、やっといつも通り水が出るようになりました。
水が枯れたわけではなかったので一安心だけど、少し前から水脈の途中で何かがあったみたいです。
水回りの点検は雪のないうち!というのを痛感した一日でした。
今年初、5センチくらい積もった日曜日はさっそく雪遊びをしました。雪像をつくる!とはりきる息子。40分くらいたって出来上がったのが‥ネコ型ロボット!?
6月うまれの若鳥たちは雪の音を聞くのが初めてで、ここ数日落ち着きません。しめった重い雪がサササーと屋根から雪が滑り落ちる音にびっくりしてはイライラ。産卵を始めて間もないということもあり、ストレスで仲間をつついてしまうのが困りものです。
餌やり、たまご集めの他に、いじめられるニワトリがいないかこまめに鶏舎をのぞきに行っています。ケガをしたニワトリはしばらく別飼いします。
ぶっちゃんはストーブの前で不動の姿勢です。
ときどき雪景色になる上士別。大和牧場のお山の上あたりは白くなってきました。
しかしまだ根雪になるほどではなく、意外と暖かい日が続いています。この時期は雪が積もらないと、一日助かった!と思います。
本州出身の私達ですが、農家も12年目になると作業がスムーズになって、雪が積もる前にいろんな冬支度を終わらせることができるようになってきました。間に合わないと、雪解けとともにいろんな壊れたものを発見するはめに^^;…
家庭菜園の野菜は雪下貯蔵の準備です。
もみ殻の下は収穫して頭を落とした大根、土の山は、掘ってから一度風乾をしておいたじゃがいもです。キャベツは外葉をつけたまま直置きで大丈夫。こうやっておくと春先までみずみずしい大根やキャベツが食べられるし、じゃがいもは寒さで甘くなります。鶏小屋も冬支度しました。といっても断熱があるわけではなく、ビニールをおろして、木で止めているだけなのですが。
風を嫌って気を好むというニワトリたち。冬でも晴れたときには換気もできるように下の方は少し開けられるようになっています。閉め切ってしまうと、どうしてもホコリで空気が汚れてしまいます。
この南面は金網とビニールだけですが、反対の北側はコンパネで壁をつくっています。雪ハネをしない北側はキツネがのぞきに来てニワトリを脅かすことがあるからです。夏の間毎日食べさせていた草は寒さで伸びなくなってきたので、春先に収穫して貯蔵しておいた牧草サイレージを食べさせはじめました。やっぱり草は欠かせません。番犬のクマタロウは今年13才。元気ですが、さすがにいい年齢になってきたため、今年は犬小屋に温熱マットを導入しました。クマは人好きで犬好き。散歩でご近所のワンコの所に寄るのを日課にしています。
冬はいつにもまして動物たちがありがたいです。
世界的な穀物価格の上昇をうけて、とうとう鶏の主食となる規格外の道産小麦にも影響が出てきました。これまでの1キロ26円から42円になるという大幅な値上がりです。魚粉もここ数年ずっと値上がりが続いているため、たまごの価格を見直さなければならなくなりました。
農場直売は10個550円(税込み)、
発送は40個(+割れ保証のおまけ2個)2300円、80個(+割れ保証のおまけ4個)4500円となります。
※直売所や道の駅などでの販売はそれぞれのお店で価格が変わります。
ご贈答用の箱入りたまごは40個3200円、20個1800円です。※それぞれ箱代、税込みです。
食料品がつぎつぎ値上がりする中で、ご負担をおかけして申し訳ないです。
そして今年は、飼料だけでなく肥料も例年の1.6~1.8倍と値上がりがすごいです。
肥料について助成もあり、そもそも我が家では鶏の餌になる牧草やカボチャも含め、すべて自家製鶏糞を使っているのでこちらについては助かっていますが、今後大豆と米関係がどうなるか…。
できるだけロスを減らして、生産費を抑えていかなくてはと思っています。
なんとも心苦しいお知らせですが、今後ともどうぞ、お付き合いをよろしくお願いいたします。
あっという間に夏が終わり、晩秋の上士別です。
霜も降りてあとは初雪を待つばかり。昨年は10/13に初雪だったのに今年は意外とあたたかい日が続いています。しばらく試行錯誤していたヒナ育て…しかしようやく、納得のいく形に戻ってきました。写真は6月に入ってきたヒナたちです。10月中頃から産卵を始めて、今続々小さなたまごを産んでくれています。
できるだけ早いうちから広いところで育てる、という作戦が上手く行きました。 写真では同じ様に見えると思うのですが、実際に比べると体の大きさと姿勢が全く違います。そしてみんな、気性がとても穏やか!少しのことでは大騒ぎしません。
こちらは10月に来たヒナたちです。約一か月がたって小鳥のサイズになりました。
このヒナたちも、生後1週間たったころから育雛箱を拡張し、2週間で全開放して育てています。ここ数年、鳥インフルエンザが猛威をふるっていることもあり、病気や事故が怖くて、いつの間にか大事大事で育ててしまっていました。
育雛箱から出すのがつい遅くなってしまったことで、運動量が少なくなったことが体が小さくなる原因だったようです。
健康の為にはしっかり体を動かすことが大切なのは、ひよこも人も同じなんだなと改めて知りました。ヒナが上手く育ってくれると仕事も楽しくなってきます。健康第一!
秋が暖かかったので家庭菜園のハウスも長く置いておくことができました。
夏の間中、食事を支えてくれたトマトやピーマンたちとはしばしのお別れです。
今年は去年に比べると暑さが穏やかで、北海道らしい夏を迎えています。
みなさまお変わりありませんか。
ファームあるむではお盆期間中も農場でのたまごの販売と配達は休まず営業しています。スモークチキンは先日出来上がったばかりで、農場で販売もできます。
シフォンの販売は8月9~15日の間はお休みいたします。
ただ現在たまごの数が年間で一番少ない時期のため、基本的に当日ではたまごがご用意できずにいます。農場に来られる前に確認のお電話をいただけますと確実です。ネットショップの方もなかなか在庫を追加できておらず…上の写真の4月生まれの若鶏たちが最近少しずつ産卵を始めたところで、発送の再開はお盆過ぎごろになりそうです。
飼っている側は毎日やきもきしていますが、こればかりはどうしようもありません。「早く茂る草は早く枯れる」などと言うのと同じで(ちょっとちがう^^;?)、ニワトリもしっかり体が育ってから生み出す方が、その後の調子がよかったりする…と気を長く持って付き合っています。
あと少しごめんなさい。どうかよろしくお願いいたしますm(__)m。農場ではクワの実やカシスが食べごろになりました。農作業の合間のおやつにしています。
6月上旬から育てているひよこたち。生後2週間がたち育雛箱から出して鶏舎内を歩き回れるようにしています。
採卵養鶏においては、大雛とよばれる卵を産む直前まで育ったニワトリ(基本的に抗生物質の入った餌で育ちます)を買ってくるのが一般的です。
抗生物質を一度も使わず、自分で自家製のえさで飼うというのは実はかなり難易度が高いのです。
そしてここ最近なんだか育雛が上手くいきません。。産卵を開始してしばらくしたら毛食いがでてしまいます。
餌のバランスなのか、温度なのか、あれやこれやと悩んだのですが、足りないのはやっぱり運動じゃないか?という結論に達しました。なので育雛箱から出す日にちを1週間早めてみました。
そもそも育雛箱から出すのが遅れがちだったのは、抗生物質を与えていないので、コクシジウムという寄生虫が怖いのと、小さいと事故を起こす可能性が高まるからです。
出してみると今のところは元気に走り回っているひよこたち。薬に頼らないのであれば、シンプルに運動→食事→睡眠のサイクルを見直すしかありません。正直に言うと、抗生物質を食べさせて育てた方が、それぞれが生き残る確率は上がります。自然は厳しい…。
でもいろいろ差し引きしても、長い目で見たら抗生物質に頼らない方がいいと思うのです。
ちなみに元気なニワトリと元気でないニワトリはこんな感じです。体が小さく育ってしまうと、ちょっとしたことで調子が悪くなる確率があがります。
丈夫な体のニワトリを目指して、頑張ります~。
久しぶりにイベントに参加します!
旭川デザインウィ―クの一環として緑の森どうぶつ病院さまにて出店させていただく事になりました。
ただ今現在、ちょっとたまごが少なめなので、、数量限定にはなりますが、たまごとシフォンケーキを販売いたします。
「動物にも自然にもやさしい」お店として声をかけて頂きました。
お会いできることを楽しみにしております♪
いよいよGW始まりましたね。
農場では期間中も休まずたまごの販売をしています。(大体10:00から17:00ごろまで)1パック程度でしたら大丈夫ですが、品薄の日もありますので、お越しの際はご連絡いただけますと確実です。
シフォンケーキは前日午前中までにご予約下さい。****0165242262 さきはら*****
価格はプレーン1300円、その他はすべて1500円です。
こちらは金型で焼いて、型抜きしたホールシフォンです。箱に入れての販売です。
また道内のお店でも数量限定にてシフォンやたまご、スモークチキンを販売しています。価格はお店によって多少差があります。
**興部町、ノースプレインファーム**
シフォンケーキを販売させて頂いています。17cmの紙型に入ったシフォンをホールで販売しています。
入荷日 4/29、5/2(プレーン、くるみ、かぼちゃなど)
**士別の道の駅、羊のまち侍しべつ**
たまごとシフォンケーキ、スモークチキンがあります。
17mの紙型のシフォンとカットシフォンです。
入荷日 4/30、5/3、5/6
今年はお出かけされる方も多いでしょうか。どうぞ楽しいGWを^o^/!
農場で販売のシフォン(箱に入れてお渡しいたします)
17cm紙型シフォン(金型のものより少し小さめになります。ご希望があれば農場での販売でもこちらでお作りすることもできます。それぞれ100円引きです。)