もうすぐバレンタインデー!
お世話になっている方にファームあるむのチョコシフォンはいかがでしょうか。
うみたてのたまごをたっぷり使った生地の中に、ドミニカ産のちょっとほろ苦いオーガニックのチョコチップを加えました。
ふわふわなのにしっかりとチョコのくちどけが感じられる、しっかりチョコ味のシフォンケーキです。甘さはすこしひかえめで、お子さんにもお年を召した方にも全世代に大人気のお味です。
前日午前中までのご予約で翌日のお好きな時間にお渡しできます。
チョコシフォンは17cmホール1台1500円(税込み)。プレーン1300円など、その他の種類はこちらです。
農場にある工房でご注文をいただいてから手作りしています。(1ホールを6個にカットして個包装しての納品も可能です。)
ご注文方法など、ご不明な点がありましたら、お気軽に0165-24-2262(﨑原)までお問合せ下さいませ。
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余談ですが…最近のバレンタインデーって、高校生くらいの娘さんがおられるおうちは、友チョコづくりで大変だとか。。
同級生のお友達から、部活の先輩後輩にいたるまで。女の子同士、お互いに配りあうためのチョコのお菓子作りで、お母さん方も巻き込んで前日は大騒ぎだそうです。「業者みたいに作ってるわ…。」と知り合いの方がぼやいていました。
これって全国的なもの?それとも士別だけなんでしょうか?
わたしが中高生のときは、とりあえず好きな子にチョコレートを渡す日!ということで、友達同士でキャーキャー騒いでいた記憶があります。
なつかしいなあ。
そんな風にいつかは思い出になる一日に、何かお役に立てたら幸いです。
我が家ににわとりを見に来られたお客さまが「めんどりなのにとさかがある!?」と驚かれることがあります。もちろん、めんどりにも「とさか」ありますよ。とさか=雄鶏のイメージが強いかもですね。
養鶏家にとって、とさかは”あること”の目印になります。なんだかわかりますか?
正解は…
たまごを産んでいるかどうか、の目印です。
トサカはひよこのときから伸び始め、生長につれてどんどん大きくなっていきます。
そしてはじめは黄色っぽかったトサカは、お年頃になるとだんだんと赤味が増していきます。とさかの色と大きさをみると、そろそろ産卵をはじめるかな?ということが分かります。
こちらはそろそろたまごを産み始めようかな~という若いニワトリ達。トサカはちいさめで引き締まった感じです。
月齢があがると赤味も濃くなり、カタチもりっぱになります。これはたまごを沢山産んでいる最盛期のニワトリ達です。
ところが何かの事情で産卵をお休みしているニワトリのトサカは、ちいさくしぼんで、色もくすんできます。
しょんぼり…って感じです。
このように産卵をしていないとか、元気がないニワトリはトサカをみればよく分かります。
トサカは体温調節のためにあるという説もありますが、やはり一番は、「私は元気でたまごを産んでるのよ」っていうPRのためにあるのではないかな?と思います。
そしてニワトリたちは、どちらかというと雄鶏が雌鶏を選んで、つぎつぎと交尾をする感じです。
そんな意味でもトサカは相手を選ぶための目印でもあるのかなという気がしています。※推察です。
ニワトリの先祖は「赤色野鶏」という、シャモに似たきれいなハネの鳥ですが、やはり大きなとさかがあります。
ちなみにとさかは食べられます!
味は…皮といっしょです。頭の皮が盛り上がったところですもんね。
コラーゲンが多いそうですが、量を食べようと思ったら作業がなかなか大変です。
北海道のいろんな人やお店、すてきなものがたくさん載っている雑誌、northern style スロウさんのこれまでの記事を集めた、「スロウ日和」というサイトにファームあるむも掲載して頂きました。
こんな感じで、北海道のいいところがたくさんのっています。(写真をクリックすると、スロウ日和のサイトに移ります。)
どのページも「スロウ」に掲載されたおはなしをまとめたもので、それぞれの土地と人ならではのストーリーは読み応えがあります。
北海道のカフェや食べ物に加えて、木の器などのクラフト作品や、おすすめの風景も紹介されています。
マニアックなところでは「沼」とか…
ちなみにこのページにある美瑛のMERLEさんはケーキにファームあるむのたまごを使って下さっています。
美瑛の静かな林のなかにある、とてもすてきなカフェ併設のケーキ屋さんです。素材をひとつひとつ吟味して、丁寧に作られたフランス菓子と、紅茶の種類も色々あります。大人気のお店なので、ゆっくりお茶をしたい時は、比較的人の少ない冬場が狙い目かも。。
コロナがおさまったらどこに行こうかな、とお話を読んで、写真を眺めて、計画をたてるのも楽しいですよ。
お時間のあるときにぜひ、ご覧になってみてください^^。
ファームあるむ公式通販サイトではたまごを「ご贈答用」と「大きさいろいろ」に分けて販売しています。
我が家は産卵鶏400羽程度の本当にちいさな養鶏場なので、たまごの大きさを揃えることが難しいからです。同じ種類のニワトリでも、月齢や個体の違いで、こんなに色んな大きさや形の卵があります。色もいろいろ。。
ニワトリが若い間は小さなたまごですが、月齢が進むにつれて大きくなっていきます。ちなみに若い鶏がうむ、超巨大なたまごは双子のことが多いです。
こんなに個性豊かなたまごなので、一日300個程度のたまごの中で大きさと見た目が同じもの、というのは実はかなり希少です。そのため、ご贈答用は価格が高い設定になっています。(梱包も違います。)
しかし、見た目がいいということは…やはり中身に間違いがない、ということでもあります。数いるニワトリたちの中でもよりすぐりで元気なニワトリが産んでいるため、白味のハリもしっかりしています。※大きい卵は若干白身のハリが弱くなります。
ご贈答用
「大きさいろいろ」は上記のものに、下のような殻のものも混ざっています。
また、大きさが違うと白味の量が違います。※左が79g、右が65g
同じく左が79g、右が65g。小さいほうが黄味の割合が多いです。この白味と黄味の量の違いが、味の差に感じるかもしれません。
右の65gが主にご贈答用に入っているサイズです。このサイズでもたまごかけごはんにすると、少したまごが多めです。1個でお茶碗1杯と半分…いけるかもしれません。
大きいたまごはお母さんとお子さんで分けてたまごかけごはんにする、というお客様もいらっしゃいます。卵焼きにもいいですよ。
基本的にたまごの味自体は同じえさで同じように育ってているためほぼ同じです。見た目のきれいなものを選りすぐり、産卵日当日に発送するものがご贈答用になります。
私は自宅で食べるなら・・・大きさいろいろの方を選びます。価格がお買い得なのと、食べる量に合わせて使い分けができて便利だからです。
気を使わない間柄での贈り物にも使って頂いており、お料理がお好きな方にも好評です。
ただ送り先よっては、やはり見た目とサイズを揃えたものの方が間違いなく喜んで頂けると思います。
たまご選びについて、ご質問がありましたら、お気軽にお問合せくださいませ。
ご贈答用20個はこんな感じで入っています。
お昼前、たまごをとりにいったらクマくんの様子がいつもと違っていました。
しっぽをふっていつもよりうれしそう!?
鶏舎に入ろうとしたら足元になんかいました。
???
アライグマ!?…じゃなくて…たぬき!
入口の扉のところを一生懸命ひっかいていました。
見つかった!と思ったのか、固まって動きません。
ニワトリを狙ってる?にしてはやる気(闘気)が全く感じられないたぬきち。
そして全く逃げるつもりもない様子。とりあえず入り口で邪魔だし、一緒に鶏舎に入られて悪さをされても困るので、スコップですくって動かしました。
けっこう重いです。
震えてるだけだし、なんだか不憫で、結局、中途半端なところにおくことに…。
きつねだと大騒ぎするクマタロウは終始鼻をならして、見てるだけでした。(もしかしたら初めにケンカしたかもです。)
見張りはクマにまかせて、たまごを拾ったりあれこれしてるうちにいなくなっていました。たぬきもニワトリ狙うっていうし、やっつけておく方がよかったのか迷ったけど、
とりあえず、よかった‥‥次、悪さしてたらやっつけよう。
と思ったら実はこの時、たぬきはまさかの犬小屋で休憩中でした。
それでも怒らないクマタロウ。しっぽをふって、ずっと嬉しそうでした。
もしかしたら、ちょっと変わった犬が遊びに来てくれた!と思っていたのかもです。(クマは犬好きなのです。)
同じイヌ科でもたぬきはOKできつねはだめ、っていうのはなんなんだろう。
見た目?雰囲気?
どちらにしてもクマは追い払う気は全くない様子、このまま居つかれても困るので、犬小屋からなんとかひっぱりだして、外におきました。
その後、やっといなくなった!
と思ったら・・今度は家の玄関に!たぬきしつこい^^;!
あと歩けたのね!?
たぬきの狙いはニワトリでなくて、「住まい」だったようです。
たぬきは飼わない!と言ったら、言葉か通じたのか、お隣へ向かって道路を歩いていきました。
たぶん今頃、Fさんちの牛小屋にいると思います。甲斐性なくてすみません。。
そういえば愛媛の祖母が生前、「たぬきは化かすけん、気をつけろ」と何度も言っていたのをふと、思い出しました。たぬきは怖い!が口ぐせでした。クマがおとなしくなってる感じを見てたら、わかる気がしました。
もうひとつ…野生動物は鶏舎に近づけたらだめだったのも後から思い出しました。
そうです。鳥インフルエンザの予防のためです。
ほんともうウイルスウイルスで、ヒトもトリも何かと大変です。。
寒さもいよいよ本格的になって参りました!この時期になると「大寒のたまごほしいんだけど」というお問合せをいただきます。
私自身があまり詳しくないので、毎年「大寒っていつでしたっけ?」とお客様に伺う始末です。。
今年はネットで調べてみました。だいたい1月から2月にかけて生まれたたまごが寒卵、大寒の当日に生まれたたまごを大寒卵というそうです。(今年の大寒は1月20日)
一年で一番寒い時期に生まれたたまごは、腐りにくいとされ(実際低温であればあるほどたまごは長持ちします。)これを食べると金運がよくなるとも言われているそうです。
もちろん私たちも長年欠かさず食べ続けてますが、真偽の程は…。
でもこのマイナス20℃の日々を耐えてたまごを産むことが出来るのは、元気なニワトリだけ!ということは間違いありません。ニワトリたちの元気を分けてもらって、今年一年を元気に過ごせるよう願いをかけてみませんか?
ということで、稚内の「食品館あいざわ」さまにて、大寒たまごフェアに参加させていただいています。稚内での販売は初めてです。
たまご以外にもおいしそうなものがたくさん載っています。私が行きたい!
今回のフェアは稚内のカヤニファームさん、札幌の永光農園さんと一緒です。どちらも大先輩です。一緒に広告にのせてもらえる時が来るなんて…。
でも後輩だってたまごのおいしさでは負けてないはず!ぜひ3つともお買い求めいただいて、お味をおためしください♪
あと今回はシフォンも販売させていただいています。なかなかイベントで稚内まではいけていなくて。。シフォンはまだ通販では販売していませんので、ぜひこの機会にお買い求めくださいませ。
今回は宅急便でお送りしたので、紙型で焼きました。ふくらし粉はつかっていません。卵白の力でふんわりふくらんでいるのです^^。
北海道に住んで13年たちますが、行ったことのある最北が中川町です。そのうち稚内も行ってみたいです。利尻も登ってみたい!
まだ小学校は冬休み中。息子は雪まみれで遊んでいます。
子供用のスキー用手袋(五本指)って、袖のところがしゅっとしてなくて不便だなあといつも思うのです。いいのないでしょうか^^;
たまごはおかげさまで年内発送分は売り切れとなりました。
最終の配達日は31日(木)です。鶏の頑張り次第で農場でもお買い求めいただけますが、辺鄙なところなので数など、来られる前にお電話いただけたら確実です。0165-24-2262さきはらまで。
ただ悲しいことにいつも反動で年明けに余るので…発送できそうな数をオンラインショップでお正月価格で販売しようかなと考えています。販売開始の予定日は31日から、発送は2日以降7日ころまでになります。
ご覧になった時に在庫があったらお買い得!こまめに見てみて下さいね。
ファームあるむオンラインショップ
農場でのたまごの販売と発送は1日のみお休みです。
シフォンの製造は年内いっぱいまでで、1~3日までお休みいたします。
今年もたくさんの方にお世話になりました。
大変な年だっただけに、ひとつひとつのやりとりが心に残った1年でした。
来年はいつも通りになるといいですね。どうぞよいお年を!
いよいよ師走、冬がやってきました!
ここ最近の最低気温はマイナス10℃。最高気温はマイナス7℃…長く厳しい冬の始まりです。鶏たちの吐く息もほわほわと白くなっているのが見えますか^^。これから2月の厳冬期にかけて、マイナス20℃以下まで毎日気温が下がっていきます。
北海道全域冬はこんな感じだと思ってたら、こんなに寒くてこんなに雪が降るのは一部の地域だけだと(就農した後に)知りました…。本当に北海道って広い!12月になって雪も順調に積もりはじめました。鶏舎は金網にビニールをかけて風と雪をふせいでいますが、太陽がでて気温の上がる日中は換気のためにビニールの裾を少しめくっています。(赤い矢印)寒い季節でも、換気は欠かせません。
特に今年は鳥インフルエンザがとんでもないことになっていて、いつも以上に鶏の体調が気にかかります。
そしてここに来て吉川元農水大臣の事件。鶏たちの飼育環境が改善されないことと、鳥インフルエンザの大流行は切っても切れない関係なのに、もう本当にがっかりです。
しかし一般的なたまごの価格が1個10円と少し、というのはいくらなんでも安すぎるとは思います。
この売値で生計をたてようとしたら、どうしても最小のケージで、過密な状態で何万羽と飼うことになってしまいます。そしてそれはニワトリにとっても働くヒトにとっても、大変ストレスの多い、過酷な状況です。
一方、価格が低いというのは供給が過剰なためでもあり…いっそのこと養鶏家みんなそろって、少数羽を大切に飼う方向へ向かっていった方がいいのではないかと思ってしまいます。
鳥インフルエンザで鶏が殺処分になるのは、鶏のため、ではなくて
ウイルスが人間に移る型に変異するのを防ぐためです。その毒性はコロナどころではないと言われています。(鶏肉やたまごを食べることでは感染しません。)
人のためと動物のため、は決して相反するものではないと思いますけどね。
少し前のことですが、ほんものビレッジに参加してきました。
基本的にはたまごやさん、イベントではどちらかというとシフォンケーキやさんです。とっても久しぶりのイベントでした。このような年での開催なので、入場者全員の体温チェックや連絡先の記入はもちろん、換気から定期的な消毒にいたるまで・・。運営スタッフの方々が入念な感染対策を行ってくださっていました。会場もかなりゆとりのあるレイアウトでした。
密な感じは全然ありません。。本州の観光地の方が人出があるかも!?
お客様は昨年の3分の1とのことでしたが、混雑はせず、でも途切れずといった感じで、いつも一人で作って、一人で参加する私にはちょうどいいペースでした。おかげさまで用意した商品もすべて売り切って帰ることができました。
一緒に写って下さったのは、お隣で出店されていた比布町のcalmiss cafe(カーミスカフェ)さんです。もち玄米のタコライスがとってもおいしいです。一瞬だけ密?
今回はコロナでいろんな制限があるけど、できるだけのことをやろう!という実行委員の方々の強い熱意があっての開催でした。簡単なことではなかったと思います。来てくださったお客様、そして実行委員のみなさま、本当にありがとうございました。コープさんで買ってるよと声をかけていただいたりして、うれしかったです。
そんなこんなで、気が付けば農場はもうすっかり雪景色です。ちなみに士別市内はここほど積もってません・・。急いでいろんなものをしまわないと~としばらくの間、冬支度に追われました。毎度やる気が出ずに遅れがちです。
下の写真は寝る前の鶏たちです。鶏たちは、とまり木で寝て朝になったらバサバサとおりてきます。
高いところが好き、ということもありますが、ヒナの時に固まって寝る癖がつくと病気になりやすので、若いうちからとまり木で寝るように誘導してやります。以前鶏も病気をさせずに飼うには、鶏舎の空間が大切だと思いますと書きましたが、それ以外にも密にならない工夫がかかせません。
鶏インフルエンザも今年はかなり猛威をふるっています。いろいろ気を付けていきたいです。
久しぶりのイベント出店のお知らせです。
旭川のcocodeで開催のほんものヴィレッジに参加します。春先に単独でちいさな販売会は行ったものの、本格的なイベントは今年2月以来です。
ファームあるむはうみたてのたまごと、シフォンケーキ、スモークチキンを販売の予定です。
ここのところ北海道は連日コロナの感染が増えていて、
ぜひぜひお越しください!と宣伝してもいいのかなとも思ったり・・、正直複雑な心境です。今年は何をするにもいろんな葛藤があって、いちいち思い悩むことが多く、本当にもどかしいです。
ですが、会場は換気も含め、スタッフ全員で感染対策を行っての開催です。
私もまずは自分自身の体調を整えて、余裕をもって準備をしてみなさまをお迎えしようと思っています。
写真は昨年の会場の様子です。今年はお店の数を減らしているので、ゆったりとしたレイアウトであることに加え、会場に入っていただくお客様の数も制限があるので、例年に比べてゆっくりお買い物を楽しんでいただけそうです。
今年はマスクをしてますが、会場でお迎えする気持ちは去年とかわりません^^。
感染対策をしっかりして、みなさまのお越しをおまちしております♪
養鶏仲間のカヤニファームさんのブースです。一年前なのになつかしい!