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2021-07-01 | ブログ

モノコックバス!

現役で路線を走っているのは全国でも数台(4台?)、なかでも普通に平日にも運行しているのは士別軌道のこの1台だけ、というモノコックバス。

なんと今年はファームあるむの前も走っています。士別→大和線で、平日9:30の士別発で運行中だそうです。

レトロな車体が大和の農村風景にとてもよく似合います。

士別→大和間は、士別の街を抜けた後は上士別の田んぼの風景が続き、ゆるやかに坂を登って、終点の大和の付近は牧草の丘がひろがります。この路線はとても景色がいいのでおすすめです。

そして大和で見かけるときはいつもすごく空いています。ほぼ貸し切り状態。

バス独り占めなんて、すごく贅沢で、ここだけでしか出来ないことかもしれません。

農場前からも乗れますよ^^♪

 

2021-06-26 | お知らせ, ブログ

北の菓子工房“もり屋“さんのプリン

士別のお菓子屋さん、「もり屋」さんがファームあるむのたまごでプリンを作って下さいました。
もり屋さんは士別で昔から親しまれているケーキ屋さんです。

口の中でとろけるやわからい食感とやさしい甘さでとてもおいしいプリンです。
黒い粒はバニラビーンズ。草を食べている鶏のたまごらしい、きれいな黄色をしています。

これは絶対、士別銘菓になるはず!私たちもクリスマスや子供の日などの節目に、たまごのお客様からもり屋さんのケーキを頂いています。

シフォンケーキとはちがう、はなやかなケーキに毎回、家族一同大喜び…。
誰がどれにするか、大騒ぎしながら食べています。

もり屋さんには生ケーキの他に、パンや焼き菓子、和菓子もあります。

個人的におすすめは「うんメェ~パイ」です。士別翔雲高校と開発した商品だそうで、ひつじのまち士別らしく?
羊肉が練りこんであります。

お菓子を作るのに「羊の肉入れよう!」ってなるのがさすが高校生だなあ。話題性抜群!

士別にお越しの際はぜひ、もり屋さんにお立ち寄り下さい。(写真はもり屋さんのHPからお借りしました。画像をクリックするとHPに移ります。

 

 

 

 

2021-06-23 | お知らせ, ブログ

たまごの販売状況について

初卵生まれ始めました!今は1日40~50個で、毎日増えていっています。
たまごの数は増えつつありますがまだ小さいこともあり、地方発送は在庫が切れている場合も多いです。また、発送まで1週間から10日前後お時間を頂いております。

ご不便をおかけして申し訳ないです。
卵は農場の他にJA北ひびき直売所手打ちそば処 淳真bakery&cafe cotori、士別市立病院売店にて個数限定で販売中です。

シフォンケーキは士別市立病院売店と道の駅侍・しべつにてそれぞれ火曜日と金曜日の入荷です。
(シフォンケーキの農場での販売は前日までにご予約を頂いて、翌日のお渡しです。)
定期配達のお客様については通常通りお届けしております。

ファームあるむのたまごは一日多い時で350個、一番少ない時期で240個くらいの生産量です。養鶏場としては本当に小さいので、もう少し鶏がいてくれたら…と思う事もあります。

でも農場としてのバランスを考えると、今の成鶏400羽が一番安定しておいしいたまごを生産できる規模です。

できるだけたまごの少ない時期を作らないのが今の課題です。増羽をしなくても育雛の時期を変えることで多少調整できるので、検討中です。

2021-06-01 | ブログ

牧草と食滞

つい三週間前に雪が降ったのがうそのように暖かくなってきました。
草も毎日どんどんのびて、ニワトリに食べさせるための草刈りを始めています。生え始めの若草はやわらくて食べやすく、穂が出る前のこの時期が一番、栄養価が高いと言われています。

芝刈り機を使うと、草の細断と収穫が同時にできて楽です。おすすめです。草は通常長いままでニワトリに食べさせることはしません。ニワトリたちは成長した牧草の長くて固い茎でも、うどんを食べるようにつるつるっと食べてしまいますが、これは大変危険です。
長くてかたい繊維は胃の中で絡まり、消化不良をおこして、ニワトリたちを死なせてしまうからです。

ニワトリの胃は砂肝のこと、お腹のなかで食べ物が詰まることを食滞といいます。
砂肝は筋肉でできていて、中には餌と一緒に小石がいくつも入っています。

スーパーで売られているのは開いた状態ですね。歯がないニワトリはここで食べたものをすりつぶしています。
つぶすことはできるけど細断はできないので、長い繊維は苦手。砂肝の中で繊維の塊が大きくなってしまうと、マッサージしようがお湯をのませようが、もうどうしようもありません。

初めのころは死亡するニワトリがでるたびに、解体をして原因を調べていましたが、食滞のニワトリの砂肝は厚みが普段の倍近くになっていました。

胃もたれが筋トレになってた感じなのかな…。本当にもうしわけなかったです。
ということで草を食べさせるにも、ニワトリの体のためにひと工夫が必要なのでした。ちなみに食滞はペットの小鳥たちもなります。繊維質のものは要注意です。

ニワトリに食べさせる草以外にも、今の時期は農場中の草刈りがかかせません。

草刈機と芝刈り機、トラクターのモアを使い分けて、各自、空いた時間はひたすら草刈りをしています。

体を使う仕事がメインになってきたので、晩御飯にはひさしぶりに牛肉を!以前住んでいた雄武でお世話になった、肥育農家さんのところのお肉です。ホルスタインでもこんなにサシが入るなんて。脂が多めでもしつこくなくて、やわらかくて、とってもおいしかったです。

筋肉つけて冬までがんばります^^

 

 

2021-05-19 | お知らせ, ブログ

通販とふるさと納税のたまごの出荷について

いつもファームあるむのたまごをご利用くださり、ありがとうございます。

現在ニワトリの入れ替えの時期のため、たまごの生産量が少なくなっています。

発送までに何日かかるか見通しがつきにくいため、ネットショップの方は基本的には商品が売り切れの状態になっています。ご用意ができ次第の発送でさしつかえのない場合は、ご注文を承っておりますので、ネットショップのお問合せフォームかお電話(0165-24-2262)にて直接お問合せ下さいませ。

合わせて士別市のふるさと納税の返礼品のたまご40個セットも、発送まで2週間程度お時間を頂いております。お待たせして申し訳ありませんが、どうぞご容赦くださいませ。チキンとたまごのセットは比較的早く発送ができます。

6月中頃には通常通り、ご注文後2~3日で発送ができるようになる予定です。

今はこの写真の若鶏たちが産み始めるのをひたすら待っているところです。
トサカが大きくなると、産卵が近くなります。もう少し、かかりそうです。。

2021-05-02 | ブログ

春のたのしみ

5月だというのに肌寒い日が続いています。
先週はしっかり雪が積もってしまいました。すぐにとけたけど、4月も末になっての雪はひさしぶりです。
下2枚の写真は3日くらいの時間差しかありません。季節が冬と春とを行ったり来たりしています。最高気温が10℃に届かない日も多いです。

畑が始まるまでは少し時間に余裕ができるので、家族で家のまわりを散歩したり自転車で走ったりして遊んでいます。でも早くも冬眠明けのヒグマがうろうろしていて、油断は大敵。
ご近所の猟師さんはもうすでに3頭撃ったそうです。。
大和自治会内の動物の数は、ウシ>>シカ>タヌキ>ヒト>クマ=ネコ、くらいの感じだと思います。人以外は全然過疎じゃないです。
これからは山菜もいろいろでてきます。山わさび、ウドにセリ、タラの芽、ワラビ。日当たりのいい斜面の行者ニンニクはかなり大きくなっていました。
あんまり沢山は食べないのですが、食べられる植物を見つけるとそれだけでなんだか嬉しいです。木の実やキノコ、川の魚も。食べられるものがあたり前に身近にあるだけで、なんともいえない安心感とわくわくした感じがあります。同じところにザゼンソウも咲いていました。写真が少し白っぽくなってしまいました。真ん中の芯のところはなんと発熱するそうで、外気がマイナスでも20℃くらいに発熱して雪を解かすらしいです。ストーブみたいな花ですね。
頭から赤い布をかぶって座禅してる達磨大使の絵がありますが、ほんとにそっくりです。

冬の間の白と青の世界から一転して、身の回りは草花や虫、生きものでにぎやかになってきました。クマのように野山をうろうろしているときが一番の息抜きです。気候はきびしいですが・・いいところに住んでいるなあといつも思います。

あちらこちらからアスパラもいただきました!
ありがとうございました。春の味です^^。

 

2021-05-02 | お知らせ, ブログ

GWの営業について

農場ではGW中も変わらずたまごを販売しています♪
が、、鶏の入れ替え中で今は年間で一番たまごの少ない時期のため、一日に販売できる個数が限られています。
お越しになる前に、お電話でご確認くださるのが確実です。
ここまで来ていただいてご用意できないのはとても申し訳ないので…どうぞよろしくお願いいたします。
***0165-24-2262 さきはらまで***

5月中はたまごの少ない状態が続きます。発送も、ご注文いただいてから発送までにお時間をいただいております。
6月には若鶏が卵をうみはじめますので、たまご不足が解消できる予定です。
たまごかけごはんにぴったりな、ちいさな初卵も出てきます^^。

 

 

2021-04-05 | ブログ

ひよこが来ました♪

日増しに雪どけが進む上士別。春はひよこを育てる季節です。

今年2回目のひよこがやってきました。うまれてすぐ、群馬から飛行機にのって、旭川空港から士別までの長旅をこなしたばかりなのにとっても元気!ぴよぴよ賑やかです。

鶏種は肉卵兼用種のネラで
1月、3月、6月と100羽ずつ、年間300羽を育てています。

ひよこは25羽ずつの区画にわけられた箱に入ってやってきます。
フタを開けるときは、みんな無事かいつもどきどき^^;
今回もしっかり無事故で到着しました。生まれたてはおなかに黄味の栄養が残っているので、何も食べずとも頑張れるのだそうです。
年間300羽というと
養鶏にあまりかかわりのない方には「そんなにたくさん!?」、養鶏業では
「たったそれだけ?」と言われる羽数です。かなり少ない方です。
個人的には、経済のバランスが取れる範囲で、できるだけ少なく飼いたいと思っています。

箱から出すときに水のみにくちばしを付けて、水があることを教えてあげます。
水にはヨーグルトとイーストと納豆菌で作った発酵液をまぜてあります。
これをまぜるのとまぜないのとではコクシジウムのかかりかたが段違い!

何羽か教えてあげたら、あとはみんな真似をして飲みはじめます。

産卵間近から産卵中の成鶏には抗生物質の使用は禁止されているため、「抗生物質を与えていません」と表記するには、ヒナの時から市販のえさを使わないで、自分でヒナを育てる必要があります。鶏は抗生物質を食べさせて育てるのが普通だからです。

餌は小米、米ぬか、魚粉、大豆を基本に、青草や野菜など。成鶏用のものをすこし砕いて与えています。小麦より米が主体です。

産卵直前にタンパク質を多めにすると毛食いが出にくいと養鶏の先輩方に教わり、実践しています。産卵までに体を大きく育てることが大切で、絶対やっちゃいけないのが、「産卵を遅らせるために粗食にする」ことです。

ヒナをちゃんと育てられたら、そのあとの産卵は順調で管理も楽なんです。
わかってはいるけど、これが本当にむずかしい。。言うは易く行うは難しです。
平飼い、自家配合、抗生物質不使用の養鶏ではこのヒナ育てが一番の肝だと思います。

春は異動のシーズンでもあり、お客様やお世話になった方とのお別れもありました。
関わってくださったことの一つ一つ、本当に感謝しています。さみしくなります。

どうぞお体に気を付けて。今度またお目にかかるときを楽しみに、仕事がんばります^^

2021-03-08 | お知らせ, ブログ

3/10~12 ホワイトデースイーツフェアin相沢食料百貨店

もうすぐホワイトデー♪ということで!
3月10日から12日、稚内の相沢食料百貨店さんにて、ファームあるむのキミシフォン販売いたします。
今回はプレーンともう一つ、クルミもあります。
おいしそうなお菓子がたくさんで、チラシもはなやか!行きたいです…。

ファームあるむのクルミのシフォンは、オーガニックのメープルシュガーを主に使っています。
クルミの香ばしさとメープルシュガーの風味はとてもよく合います。他のシフォンにくらべてほんの少しお塩もきかせています。

メープルシュガーはメープルシロップを固形になるまで煮詰めたもので、ミネラルも豊富で、くるみとの組み合わせでアンチエイジング効果も期待できる…かも!?
クルミの食感を残すために、やや粗めに刻んで加えています。
ふわふわでときどき歯ごたえがあるのが好きなのです。

実は…このメープルシュガーはすごく高級品。
1kgで3000円もします。(普通のお砂糖の20倍の価格です。)
甘さを加えるために普通のお砂糖も少し使っていますが、こんなに贅沢にメープルシュガーを使って焼いたシフォンは、あまり見かけないと思います。。
シフォンは採算よりも自分の好みを優先して作っております。
経済と好みの両立は大人が生きていく上での最大の課題ではないでしょうか。

直接販売の他、士別以外で買えるのはこの相沢さんのフェアだけです。
ホワイトデーのおくりものに、ぜひ!

 

2021-03-08 | ブログ

春先は気を付けないと‥

ようやく3月♪ 長かった冬もやっと最後の月になりました。うれしい!

それにしても今年は雪が多いです。
カチカチにしばれた日を狙って納屋の雪おろしをしました。
下から見てるとそうでもないですが、上にあがると1メートルくらい積もっていたりして、うっかりすると納屋をつぶしてしまうこともあります。

屋根の雪おろしは、雪国の生活で一番危ない日常の仕事だと思います。
暖気の時は絶対やってはいけません。

家やニワトリ小屋のまわりも、雪はねした分の雪で大きな雪山があちこちに。

スコップでは間に合わないので、トラクターで除雪しています。

ニワトリたちは寒さがゆるんでほっとした様子。
日によっては-15℃くらいまで下がりますが、天気がいいと鶏舎の中はプラスの気温になって、雪の反射でまぶしいくらいです。まぶしさはちょっと要注意です。

というのも、暖かさと光の刺激でこれからは産卵がぐっと増えてくるころで、ニワトリたちは少し神経質になります。
まぶしすぎるのはケンカの原因になり、この時期はいつもよりニワトリたちのツツキあいが出やすいのです。

当たり所が悪いとつつかれたニワトリは死んでしまうし、血が出ようものならみんなでその部分を寄ってたかって食べてしまったりもします‥。
ツツキはひどくなると連鎖的に毎日何羽も死んでしまうこわいものです。

それを防ぐために、養鶏では、ニワトリの嘴の先を切断するのが一般的です。

ときどき養鶏に詳しい方からデビークについてお問い合わせがありますが、我が家のニワトリたちはくちばしを切ったりはしていません。ご安心ください。

ツツキや毛食いの予防は平飼い養鶏の一番の課題ですが、ヒナの体をしっかり育てることである程度防ぐことができます。
動物に一方的に負担をかけるとあまりいいことはありません。

できるだけそのままの形で付き合えるように工夫することが、畜産を仕事とする上では大事な事だと思います。
雪解けまであと1ヵ月半。がんばります~。

 

 

 

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