いままさに北海道は農繁期の真っ最中!
私たちもカボチャを植えたり、草刈りをしたり、家庭菜園の野菜の手入れなど・・
仕事と生活の折り合いをつけつつ、毎日過ごしています。
養鶏の他に出荷用につくっているのはカボチャだけで、正品は農協に出荷し、どちらかというとハネのかぼちゃを鶏にあげるために作っています。
畑は約3反でカボチャの苗は800個くらい。この量なら、家族3人で1日もあれば植え終わります。1反は300坪なので坪に換算すると・・・約1000坪!?
広い面積のようですが、かぼちゃ農家の方からしたら家庭菜園レベルです^^;
肥料はすべて自家製鶏糞を使っています。
もみ殻と鶏糞、鶏が食べ残した魚粉や米ぬかなども混じって、さらさらのとてもいい肥料です。循環型農業に動物はかかせません。
お金(肥料代)はかからないし、有機質肥料でおいしい野菜はとれるし!でいいことづくめ♪
欠点といえば手間がかかって、大規模にはできないことでしょうか。
鶏と畑と労働力と、それぞれにバランスをとろうとすると、自然と小さな農業になります。自分たちにはそれがあっているように思います。
忙しい時のおやつはおなかにたまるものが一番!
剣淵の福有会さんの肉まんを食べて頑張りました!
カレーまんもおすすめです♪
昨年3月から育てたまだ若い鶏たちの群れですが・・・毛食いがでてしまいました。
我が家の鶏は平飼いなのにおしりがふかふかなのが自慢だったはずなのに!
鶏たちとつきあって9年ほどたちますが、毎年すべての群れを完璧に飼うのは難しい、とつくづく感じています。
ニワトリの毛食いがでてしまうそもそもの原因は、ヒナの時にあります。(もちろん鶏舎が過密でない、餌のバランスがとれているという快適な環境が整っていることは大前提です)
卵を産み始めるころまでにいかに体をつくってあげるか、が鶏を育てる上で一番大切なことです。
ひなのときに低温などで食欲をなくしたり、餌を切らしたり、餌の栄養バランスが偏ってしまうと、鶏は大きくなりません。
その状態で産卵がはじまると・・ほぼ毎日の産卵に体が耐えられなくなって、イライラして仲間の毛をつついたり、いじめたりということが起こってしまいます。これまでに足りなかった栄養を補おうとしているようにも見えます。
いくらのびのび平飼い、といっても毎日集団で過ごすことは鶏達にとってある程度ストレスになります。体が育っていない鶏たちはそのストレスに過敏に反応してしまいます。小さな音や光にも敏感になります。
その後いくら栄養を補ってやっても、なかなか毛食いの癖は抜けません。産卵も安定しにくくなります。
人に例えると「思春期前のダイエットは禁止!」ということでしょうか。
そういう私自身、ダイエットにはまってしまった時期がありましたが・・・。
栄養のバランスがちゃんととれていたら、ちょうどいい体形になることを今ではよく知っています。
女の人は痩せすぎくらいがいい!って思いこんでるのはきっとヒトだけです。
ごはんをちゃんと食べて、元気に過ごしましょうね^^。
6月28日(日)は10:00から、朝日町・旧佐藤医院にてシフォンとたまごの販売をします。
本当は月イチでのさとかふぇ開催の時期なのですが、まだあわててイベントを企画するのもこわい気もして・・・。
旧佐藤医院の塚田さんが、販売だけでもしない?と声をかけて下さったので、プリンやコーヒーの提供をしないで、シフォンとたまごの販売をしようと思っています。
旧佐藤医院は通常どおり開館しており、お飲み物の持ち込みや休憩などは自由にできます。
どうぞ、こっそり(?)、のんびりしにいらしてください。
牧草がのびてきたのでさっそく牧草サイレージつくりを始めました♪
やっと春になったと思ったのにもう冬の準備なんて・・。この生え始めの若草は栄養価が高く、やわらかいためサイレージになっても鶏が嫌がらずに食べてくれます。適期適期の作業が肝心!息子も(気が向いたら)お手伝いしてくれます。
以前、大阪出身の酪農家・Tさんが
「男の子には魔法の言葉があんねん。‘ちっからもちやな~‘‘ て言うたら3才児だってなんでもはりきって持ちよんで~!」と教えてくれました。(※そのまま)
そんなに単純~!?と思ったけど
ほんとにその通り!!怖いくらいに効きます!
3月に来たヒナはあたたかい育雛箱から出て、鶏舎の中を自由に歩き回っています。廃温したとはいえ急激に寒くなる日もあるので、この時期はうっかりすると寒さで圧死することがあります。 実は我が家でも先日3羽ほど・・・
ニワトリだって3密はいいことがありません。固まって寝るくせを取るために、夜は光で止まり木に(右端にうつっている50センチくらいの高さの横木)上がるように誘導しています。
シフォンも焼いています♪
農作業の合間に作っていますので、ご予約制での販売です。前日のお昼までにお電話いただけたらご用意しておきますので、どうぞお気軽にお問合せ下さいね。
少し価格は変わりますが(+50円)、JAきたひびき直売所「ひびきあい」でもお受け取りができますよ~。
JA北ひびき直売所・ひびきあい
コロナでどこへも出かけなかったここ数か月間。
どうにも体を余した時は
家からどこまで遠くへ歩けるか(もしくは自転車で行けるか)というマニアックな遊びをしていました。大和のとなりのとなり、川南まで自転車で行きました!
距離感分からないですね^^;。往復15キロくらいです☆
士別にもようやく暖かい季節がやってきました。
とはいえ朝晩の気温差が大きいので、ストーブはだいたいいつも7月まで焚いています。
先日は気温が20℃近くまで上がりました。ニワトリ小屋の屋根の下のビニールをはぐって、これからの気温上昇に備えました。ニワトリは暑さに弱いので今のうちから対策を・・と思ったら今日の最高気温は12℃!急ぎすぎたかも・・。
ちいさな三角形の窓ですが、夏の暑い時には強力に熱気を排出してくれます。
冬の間にかなりのホコリのがたまっていました。
金網の掃除はトイレブラシが便利です♪
農場の周りも一度に花盛り。桜にチューリップ、水仙、ヤチブキ、ニリンソウ・・たくさんの花がつぎつぎと咲いてにぎやかになってきました。食べられる山菜もあちこちに顔を出しています。
今回のコロナウイルスでは私たちの経営にも少なからず影響があったのですが、クラウドファンディングや通販を通じてのご支援、遠く離れた友達から連絡をもらったり、お客様からたくさんの手作りマスクをいただいたり。いつも以上に嬉しいことがたくさんありました。大変なのはどこも同じなのに、と思うとありがたさを身に染みて感じました。ありがとうございました。
私たちもたまごを通して、みなさまの健康に少しでも貢献することが出来たら、と願いつつ仕事をしています。
上士別もいよいよ農作業が本格化、あちこちでトラクターが動く忙しい季節がやってきました。今年は学校が休校中ということもあり、親子でトラクターに乗っている姿もよく見かけます。
ファームあるむのある大和地区は牧草地が多いので、今はまだ比較的静かな風景です。
でもそろそろ草刈りしなくては~~。
とうとう北海道にも2度目の緊急事態宣言がでてしまいました。
2月の後半から始まり、今もそれぞれの地域で大きな影響がでていると思います。
仕事や生活の上では私たちも例外ではなく、イベントの中止や注文の激減などなど・・・
今年も色んな目標がありましたが、とりあえず、
どこまで質素に生きていけるか挑戦する!というのが今年一年の目標になりそうです。
就農して何年か、収支がとんとん(かマイナス・・)という苦しい時期を経験しているので節約には慣れている私たちです。気合で頑張る!!
そんな中、いつもお世話になっているクナウマガジンのスロウさんが北海道のお店、生産者のためにクラウドファンディングを立ち上げてくださいました。
ファームあるむもスモークチキンで参加しています。
道産のえさと平飼いで育ったファームあるむの鶏達。産卵開始から一年半のまだ若いうちにスモークチキンにしています。
保存料は使用せず、塩と胡椒だけのシンプルな味付けで、肉のうまみを引き出しました。(加工は剣淵のゴトウ燻製さんにお願いしています。)
真空パックをあけるだけで、そのまま食べて頂けます。
お皿にお野菜をそえて。ハード系のパンやビールをあわせれば、簡単にごちそうの完成です。
5000円のご支援でスロウ1冊とスモークチキン(700g以上)丸ごと一羽がお家に届くお得なセットになっています。
※発送は5月16日頃を予定しています。賞味期限は5月22日です※
よろしければぜひ!
クラウドファンディングのサイトはこちらです
https://www.makuake.com/project/n-slow/
おいしいですよ~~
ひよこがやってきました!
ファームあるむでは毎年1月と3月、6月と年3回ひよこを育てています。早くも今年2回目の育雛です。
新型コロナウイルスの影響もあって、羽田旭川の便も少なくなっているということで無事に着くか心配していましたが、ちゃんとあさイチの便で届きました。
ひなは低温に弱いので、空港に留め置かれると体力が落ちる可能性があるのです。到着した後はすぐにあたたかい箱にいれてあげます。
数を数えながら箱から出しているところです。今回は106羽入っていました。(6羽はおまけひよこです。)
もみ殻の下には育苗用の電熱マットが入っていて床暖になっています。2月はイベントで忙しくしていましたが、あれから1ヶ月の間で世界全体がこんな状況になるとは想像もしていませんでした。
普段から人気のない大和ですが、通学のバスがとまってることもあり、いつも以上に静かに感じます。
あるむではたまごもシフォンもいつもと変わらず販売中です。
はやく日常が戻りますように!
とうとう来ました-30℃越えの寒い朝!
士別で-31.7℃だから、上士別は-32℃くらいかもしれません。
寒さを写真に撮れないのが残念ですが、冷え切ってシーンとしています。
さすがに今朝は鶏小屋の中も、床が凍っていました。
いつもはふかふかのもみ殻に混じって見えなくなる鶏糞も、白いまま床の上で固まっています。
とまり木にとまったままの鶏も多いです。さむくて申し訳ない・・。
もちろん寒くても毎朝仕事はあります。
-31℃での外仕事。南極隊員のようです。
感想をきいたら「息がしにくい・・」だそうです。
「散歩行くの~?」と小屋からでてきたクマタロウ。今はムリムリ!!
寒い士別ですが、動物たちのおかげで生活できています。ありがたいです。
2月は前半2週間の間にイベント出店の予定が3件。お知らせもイベント出店が多いですが、
一番最後がこのイベント!
2月16日(日)に旭川のハルニレカフェさんにて「緑道の冬休み~ヒュッゲな時間」が開催されます。1ドリンクの入場料制で、旭川近郊のこだわりのお店があつまります。たまごとスモークチキン、シフォンとできればロールケーキももっていこうかなと思っています。
緑道は旭川駅から歩いてすぐの、こじんまりとしたお店が点在した、お散歩にぴったりの通りです。みなさまにお会いできることを楽しみにしています!
2月15日は「旅するカフェinしもかわアイスキャンドルミュージアム」に参加します。2年ぶりの下川です。
自家焙煎珈琲のnidoさんをはじめ、美瑛のMERLEさん(焼き菓子)、東川の焼き菓子tekagoさんや下川の共立日和さん(フレンチ)などなど、おいしいお店が揃っています!
アイスキャンドルフェスティバルのすぐお隣で開催。お腹すいたな~、寒くなったな~と思ったらぜひ旅カフェに!どちらも合わせてお楽しみください♪
2月前半は真冬のスロウカフェから旅カフェ、緑道の冬休みと2週間の間にイベントが続きます。
きっと﨑原家のごはんは毎晩鍋です。